多くの無料出会い系サイトの運営実態を分析すると、次のように分類できます。
1以外は、架空請求や不正請求などに直結する詐欺サイトです。
健全な運営をしているのは「Mコミュ」など、ほんの一部のサイトです。
99,9%が悪徳サイトというのが、知る人ぞ知る無料出会い系サイトの実態です。
すなわち、無料出会い系サイトの存在価値は99,9%悪です。
無料サイトの唯一最大のメリットは、利用料が一切かからないことです。
しかしこの最大のメリットは男性会員のみで、女性会員にはあてはまりません。
なぜなら、多くの出会い系サイトは女性は無料で利用できるからです。
男性も女性も有料というサイトはそう多くはありません。
従って女性の最大の関心事は、料金ではなくどれだけ多くの男性会員がいるかどうかです。
しかしこれは鶏と卵の関係で、女性会員のいないサイトに男性は集まりません。
そこで大手といわれる優良出会い系サイトの「ハッピーメール」や「ワクワクメール」では、 莫大な広告宣伝費をかけて女性会員を募集しています。
逆に無料系では、資金力が乏しく広告宣伝費にお金をかけられず、 その最大のメリットを生かしきれないでいるのが現状です。
対して無料系のデメリットは
女性会員が少ないのは、出会い系にとっては致命傷です。
無料系サイトのデメリットの最大の原因は、サイトの資金力にあります。
サイト内の広告宣伝料の収入には限界が有り、それらの投資にはおのずと限界が出てくるものです。
この資金力の差によりメリットがデメリットを補えず、 無料出会い系サイトは経営的に存続する事が難しいのです。
しかし、この「無料」という最大のメリットを利用しない手はありません。
人々はこの「無料」というフレーズに弱く、しかもとても無防備です。
そこで人の心の隙間に入り込んでくる、悪徳サイトが台頭してくることになります。
悪徳無料出会い系サイトを運営するのに、それほど資金力は必要としません。
ほんの少しのお金とノウハウがあれば始められます。
そして工夫次第で、多額の利益を上げることができるのです。
それに味を占めた人々は、更にサイトを増やし更に多くの利益を追求するようになります。
かくして無料出会い系サイトという名の悪徳サイトが、ネット上に蔓延する事になります。
それが現在の無料出会い系の実態です。
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